開催中  (学芸員お薦めの一品は下です)


特別展「日向諸県君と葛城氏」  図録販売中です。
開催期間:2017年(平成29年)7月15日(土)から9月10日(日)まで


「古事記』『日本書紀』(『記紀」)には、「諸県君(もろかたのきみ)」や「葛城氏(かつらぎし)」という古代豪族が登場します。 「諸県君」は日向、「葛城氏」は奈良盆地南西部を基盤としており、いずれも大王家の外戚としてヤマト王権内で重要な位置を占めていたと考えられます。両者の活動は応神・仁徳天皇の在位期聞にピークを迎えますが、『記紀』と中国の歴史書との対比から、概ね5世紀代のことと想定されています。「諸県君」や「葛城氏」という名称は、あくまで8世紀初頭に編纂された『記紀』の中で用いられたものであり、氏姓(うじかばね)制度が完成していない5世紀代における豪族の実態を忠実に反映しているとは言えませんが、日向や奈良盆地南西部の有力者がヤマト王権と密接な関係を持っていたという事実が投影されたものと考えることはできるでしょう。本展示会では両地域における古墳や集落からの出土資料について、大阪平野の資料とも対比し、後に「諸県君」「葛城氏」として名を残すことになった人々の実像について考えます。

ポスター

エントランス

展示会準備①

展示会準備②


展示会①

展示会②

展示会③

展示会④

展示会⑤

展示会⑥

展示会⑦

展示会⑧



「学芸員お薦めの一品」
週替わりでお薦めの展示品を紹介します。


№1 小さな古墳から出土した
   日本最大の船形古墳

№2 奈良盆地最大の前方後円墳に
   樹立された形象埴輪群

№3 粘土槨の中から現れた
   豊富な副葬品

№4 竪穴式石槨に収められた
   多量の鉄製甲冑

№5 円筒埴輪に収められた
   小型壺


平成29年度 通年企画展示「西都原古墳群の最新調査」


 西都原古墳群は1912(大正元)年から1917(大正6)年にかけて30基の古墳の発掘調査が行われ、我が国初の本格的組織的な古墳の調査として学史に刻まれています。 その後、1934(昭和9)年に国の史跡、1952(昭和27)年に特別史跡に指定され、1966(昭和41)年には文化庁が始めた「風土記の丘整備事業」の第1号に採択され、史跡の整備が行われてきました。 1995(平成7)年からは、古墳群の保存整備や活用のための事業が展開され、大正期の調査の検証や古墳群の史的変遷を理解するための調査と整備を実施しています。古墳の調査では多くの成果を得ており、この展示会では、年間を通してここ約10年間に発掘調査した成果の概要を紹介していきます。

展示趣旨説明

①202号墳(姫塚)
 展示期間:2017.4.20~6.14

②284号墳
 展示期間:2017.6.15~8.23