国際交流
大韓民国 国立羅州博物館との学術文化交流協定の締結
2014年11月14日(金)、西都原考古博物館において、大韓民国 国立羅州博物館との学術文化交流協定を締結しました。
羅州博物館がある韓国南西部、全羅南道は、古代朝鮮における「百済」の範囲に含まれ、古代日本、とりわけ九州地域との交流が深い地域です。羅州博物館は、2013年11月に開館したばかりの韓国12番目の地方国立博物館です。近隣には多くの古墳が存在し、フィールドミュージアムとして、西都原考古博物館と相似の環境にあります。
協定の期間は5年間で、その間、両館は、共同での展示会等の開催や、学術調査・シンポジウムの実施、研究者等の交流等に取り組みます。
今回の協定締結による両館の交流や共同研究の推進により、日本と韓国の考古学の発展とともに、相互理解と様々な交流の活性化につながることが期待されます。
中華民国(台湾)新北市立十三行博物館と学術文化交流協定締結
2013(平成25)年12月23日(月)、県立西都原考古博物館は、台湾新北市において、新北市十三行博物館と学術文化交流協定を締結しました。
新北市は台湾北部に位置しており、首都台北市に隣接する台湾最大の行政区です。十三行博物館は台湾でも数少ない考古学専門博物館として2003年に開館しました。台湾の鉄器時代を代表する十三行遺跡の展示・普及啓発が活動の柱で、年間60万人以上の人々が訪れています。
調印式には、西都原考古博物館長、県教育次長(前館長)、十三行博物館長、新北市文化局長らが出席し、その模様は、台湾国内でニュースや新聞でも大きく報道されるなど、高い関心が寄せられています。
協定の期間は2014年からの5年間で、その間、両館は、展示会やイベント等の共同開催や両国での共同調査・研究、資料の交換、研究スタッフの訪問等、様々な交流を行います。
今回の締結による両館の交流や共同研究の推進が、新北市と宮崎県、台湾と日本の相互理解と交流の活性化へつながり、本県の観光、経済の一層の発展にも寄与するものと期待されます。
大韓民国 国立中原文化財研究所との学術文化交流約定書の締結!
2008年12月10日(水)、西都原考古博物館において、大韓民国 国立中原文化財研究所と本館との学術文化交流に関する協定が締結されました。
本館は、2004年4月の開館以来、南九州の歴史と文化を、考古学の立場から世界に発信することを使命とし、「交流」という言葉をキーワードに、様々な活動を実施してきました。
特に、開館初年度から継続して実施している「日韓交流展」は、これまでに5回を数え、毎回多くの見学者に御来館いただき、古代からの韓国と宮崎県のつながりを紹介してきました。
今回の学術文化交流に関する協定締結の結果、共同調査、共同研究などが実施され、日本と韓国の考古学の発展に貢献することになりますと同時に、両国の人的交流促進の一助ともなりますことを切望いたします。
大韓民国 国立中央博物館考古部との学術文化交流に関する協定締結!
2008年1月11日(金)、韓国ソウルの国立中央博物館において、同館考古部と本館との学術文化交流に関する協定が締結されました。
本館は、2004年4月の開館以来、南九州の歴史と文化を、考古学の立場から世界に発信することを使命とし、「交流」という言葉をキーワードに、様々な活動を実施してきました。
特に、開館初年度から継続して実施している「日韓交流展」は、これまでに4回を数え、毎回多くの見学者に御来館いただき、古代からの韓国と宮崎県のつながりを紹介してきました。
今回の学術文化交流に関する協定は、共同調査・共同研究・資料の貸借と展示会の開催・研究者の交流を柱としています。このことにより、活動の幅も内容も、より広く、より深く、充実したものになることと確信しています。