資料の触り方
ハンズ・オン展示
ハンズ・オン(Hands-on)展示は、展示資料を触って鑑賞することで、身体や五感を使って体感的に学ぶことを目的とした展示手法です。西都原考古博物館では、宮崎県内の旧石器時代から弥生時代の遺跡より出土した石器や土器に実際に触れる事ができます。資料の触り方
①丁寧に扱おう資料は丁寧に扱うことが大原則です。博物館の資料は「文化財」とも呼ばれます。みんなにとって大事な財産であることを意識して触りましょう。
②よく観察しよう
資料を持つときは、両手で静かに持ち、じっくり観察しましょう。表面を撫でてみたり、描かれた文様を指でなぞってみたり、つまんで厚さを確かめてみたり、触り方を変えることで新しい発見があるかもしれません。
③想像してみよう
土器の表面の文様は、どんな道具で描かれたのだろう。どうやって石に刃を付けたのだろう。この道具は何に使ったのだろう。触りながら、想像してみましょう。想像したことを話してみましょう。同じものを触っても、あなたとは違う使い方を想像した人もいるかもしれません。話し合うことで、新しい見方を発見できます。